
うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十二年と五ヶ月分たまった(2024年4月後半)
1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきますヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/05/01(水) 18:57:15 ID:jWbuw45602024年4月16日(火)「──…………」じ。しばし天井の隅を見つめる。次はデスクの下を覗き込み、さらに本棚を見上げた。「?」そうしていると、うにゅほが俺の顔を覗き込んだ。「どしたの?」「んー……」「なんか、さがしてるの?」「……まだちゃんと確認はしてないし、確信もないけど、小さな虫がいる気がする」「え」うにゅほが警戒態勢を取る。「むしいるの?」「さっき、一瞬だけ視界を横切ったような……」「──…………」周囲をぐるりと見渡したあと、うにゅほが肩を落として言った。「ちいちゃいむし、みつからないよね……」「そうなんだよ。探しても絶対に見つからない。たまたま出てきて視界に入るのを待つしかない」「きんちょーる、きんちょーる」「まだ、いるかわからないぞ」「そなの?」「見た気がする...