1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/904 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2023/12/01(金) 00:10:23 ID:xPwzksOw02023年11月16日(木)大学病院の傍に愛車を停車し、弟に運転席を譲る。後部座席から荷物を取り出し、肩に担いだ。「わたし、なにもつ?」「じゃあ、枕持ってくれよ。でかいし」「わかった」荷物をすべて持つと、弟がうにゅほに言った。「俺、近くのコンビニで寝てるから、終わったら連絡して」「はーい」「兄ちゃん、二週間頑張って」「ああ、わかった。送ってくれてありがとうな」弟と別れ、大学病院の玄関へと足を踏み入れる。「こしつ、とれたらいいね……」「それな……」睡眠障害気味の俺は、夜にはなかなか眠れない。だが、他の入院患者がいては、深夜に自由に行動することはできない。そのため、有料の特別個室を希望しているのだ。「当日にならないと入れるかどうかわからないってのも、あんまり納得行かないけど」「ねー」入院の手続きを行い、病棟へ向かう。そこで看護師に尋ねたところ、安い特別個室は明日空くため、今日一日はランクの高い倍額の個室はどうかと提案を受けた。当然、一も二もなく快諾した。十四日分が十五日分になるだけだから、そんなもん誤差だ誤差。案内された特別個室は、廊下の突き当たりにあった。「わ、おふろある!」「簡易キッチンに電子レンジ、ソファにトイレか。そりゃ高いわ……」医療ドラマに出てくる金持ちの病室ほどではないが、ここなら快適な入院生活が送れるだろう。「やすいほう、どうかなあ」「安くても専用のトイレはあるはずだし…
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