1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/34 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/04/02(火) 03:22:27 ID:MTlZEYzY02024年3月16日(土)「……◯◯、ねむいの?」「んが」はたと目を覚ます。俺の膝の上で、うにゅほがこちらを振り返っていた。「あー……」「すーごいねてた」「……昨夜、久々に深酒したからな。そのせいかも」膝の上の温かさもあって、つい眠りに落ちてしまったらしい。「おさけ、のんだんだ」「××が寝たあとにな」「わたしも、のみたかったかも……」「あー……」昨日、悪い知らせがあった。うにゅほが就寝し、ひとりきりになって、なんだか眠れなくて酒に逃げたのだが、それはうにゅほも同じだったのかもしれない。「えーと、なんか飲む?」「◯◯、きのう、なにのんだの?」「冷蔵庫にあったワイン」「あー」「全部飲んじゃった」「ぜんぶ……」「ビールならあったと思うけど……」「わたし、ビールだめ」「俺もダメ」「じゃあ、だめだ」「車庫の冷蔵庫になんかないかな。見てこようか」「わたし、みてくるね」「一緒に行こう」「うん」チェアから立ち上がり、ふたりで外へ出る。寒い。寒いが、決して極寒ではない。春の訪れを実感できる気温で、心地よい。ふたりで車庫へ向かい、冷蔵庫を開くと、大量のビールに混じってノンアルコールカクテルが一本だけあった。「これしかないね……」「ないならしゃーない。ふたりで飲もうか」「ん」自室へ戻り、ノンアルコールで晩酌をした。深酒をして眠ると睡眠の質が悪くなるし、翌日にも響くので、これでよかったのかもしれない。続きを…
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十二年と四ヶ月分たまった(2024年3月後半)
