1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/610 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2023/03/01(水) 18:49:32 ID:5WJ42aqw02023年2月16日(木)リビングで早朝のニュースを眺めたあと、自室に戻る。「あ、おはよー」「おはよう」ネグリジェから部屋着に着替えたうにゅほが、ベッドメイクをしている最中だった。「いまからねるの?」「いや、もうすこし……」「せいかつサイクル、ひどいね」「ほんとだよ」そのうち一周して戻ってきそうだ。「いま、ニュース見てたんだけどさ」「うん」「知ってる場所で事故があって、カメラが入ってた。テレビで見るのってなんか新鮮だな」「え、どこ?」「ほら、川沿いに東に行って──」軽く説明する。「あそこか!」「そう、あのあたり。幸い、死者は出なかったって」「よかったー……」「出てたら通りにくいもんな」「うん……」「特に夜」「おもいだしちゃう」「でも、考えてみれば、そこらで死人は出てるんだよな。普通に」「……そうかも」「大島てるって知ってる?」「だれ?」「人の名前ではあるんだけど、サイトの名前でもある。事故物件を公示してるんだよ」「じこぶっけん……」「人が自殺したり、殺されたり、あるいは霊が出たり。そういう物件のこと」「こわいはなしはじめた」「このサイトで調べたら、うちの近所にも何軒かあったよ」「え!」「ちょっと見てみる?」「みない、みない」パソコンチェアに腰掛け、大島てるのサイトを開く。「みないよ!」「わかったわかった」「──…………」こそり。うにゅほが近付いてくる。好奇心に負けたらしい。「ほら、…
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