うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十二年と半月分たまった(2023年12月前半)

thumbnail image1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/920 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2023/12/16(土) 17:11:12 ID:TP1sGQVI02023年12月1日(金)すっかり雪化粧を終えた窓の外を見て、呟く。「入院してるあいだに、いつの間にか冬になったなあ」「にゅういんしたとき、ゆき、なかったもんね」「季節を跨いだ気分だ」「してき」「しかし、こう──」両手を揉むように擦り合わせる。「寒いな、かなり」「てーつめたい?」うにゅほが俺の手を取る。「ほんとだ、つめたい」「病院のほうがよかったこと、ひとつあるな」「なに?」「空調。暑くもなく、寒くもなく、常にちょうどいい室温だったからさ」「あー……」「戻りたくはないけど、あの快適さは正直惜しい」「きょう、さむいもんね」「かなり……」完璧に調整された環境で快適に過ごしていた身には、冬の寒さはあまりに厳しい。「たいいんして、どう?」「最高」「うへー」うにゅほが、てれりと笑う。「やっぱ家だな。ずっと××といられるし」「うんうん」「快適過ぎるPC環境。不満のない回線速度。部屋に入ってこない看護師。挙げればきりがない」「たいへんだったねえ……」「入院なんて、もう二度とごめんだな」「しないでね」「なるべく……」「けんこうにきをつけてください」「……はい」「よろしい」「つっても、××が入院する可能性もあるんだぞ。健康に気を付けてください」「はい……」「よろしい」人間、健康がいちばんである。なるべく長生きしたいものだ。続きを読む…

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