1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/364 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/07/16(土) 22:06:31 ID:3RWD8m5w02022年7月1日(金)手術翌日の検診を終え、帰宅する。「けいか、りょうこうで、よかったね!」「ああ、よかった」手術前はどうなることかと思ったが、過ぎてしまえばどうということもない。喉元過ぎれば熱さを忘れるとは、まさにこのことだ。「ただ、風呂入れないのがな……」「いつまでだっけ」「どうだっけ」病院で渡された紙を確認する。「──あ、風呂自体には入れるのか」「そなの?」「ただし、首から下だけ。洗顔、洗髪は、術後四日後からだって」「つらいね……」「ちょっとな。あと、こいつが邪魔」そう言って、保護メガネのレンズを指先で叩く。「一週間掛けないとダメなんだって」「めーよくなったのにね……」「眼球にメスを入れたわけだから、傷が塞がるまでは雑菌が入らないようにしないと」「……うー」うにゅほが、両目を手で隠す。「なんどきいてもこわい……」「メスを入れられるのは本当に一瞬で、気付かなかったくらいなんだけどな」「でもこわい」「問題は、レンズを入れるほうで──」「ききたくない、ききたくない」「ごめんごめん」面白がって何度も話していたら、すっかり嫌がられてしまった。「固く絞ったタオルで顔を拭くのはいいみたいだから、顔を洗えない問題はなんとかなるかな」「かみは?」「髪は、どうしようもない。臭いまま」「そか……」「しばらく脂ぎると思うけど、ごめんな」「──…………」うにゅほが、しばし思案する。「どした」「かいで…
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と七ヶ月半分たまった(2022年7月前半)
