うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と九ヶ月分たまった(2022年8月後半)

thumbnail image1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/413 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/09/02(金) 03:54:37 ID:GdBzsiWI02022年8月16日(火)今日は、月に一度の定期受診日だった。「──……あふ」あくびを噛み殺しながら、ハンドルを握る。「なんで予約制じゃなくなったんだろうなあ……」「ね」おかげで、開院時刻と共に訪れ、じっと待たねばならなくなった。すこしでも遅れたり、午後から来たりすると、二時間コースもあり得るからだ。スリッパに履き替え、自動ドアをくぐる。「あ、空いてるな」「あめだからかも」「たしかに」”雨だから”程度の理由で来ずに済むのであれば、そもそも来る必要がないのではあるまいか。つい、そんなことを考えてしまう。「ま、一時間は覚悟しておくか」「そだね」「××、なんか飲む?」「のむ」受付を済ませ、ロビーにある自動販売機へと向かう。「俺は、どうしようかな……」「あ、えなじーどりんくあるよ」「ほんとだ」「のむ?」「……なんで?」「えなじー、いるかとおもって……」「今日特に用事ないけど……」「そか……」あ、なるほど。「××、ちょっと気になってるんだろ」「うへー」「ひとくちだけ飲みたいわけだ」「えすぱー?」「誰よりも××のことを知っているだけです」「てれる……」「なら、ふたりで半分こしようか。ダメそうなら俺がもらうし」「いいの?」「いいよ」「やた」210円のエナジードリンクを購入し、開封する。「ほら」「どんなあじかな……」うにゅほが、缶に口をつける。「……ふつうの、ジュース?」「味はそうだよな。カフェイ…

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