1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/953 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/01/17(水) 15:59:40 ID:1eMzYqSM02024年1月1日(月)「……地震?」「?」座椅子でくつろいでいたうにゅほが、俺の言葉に周囲を見渡す。「ゆれてる……?」「こっちは揺れてない。本州で大きな地震があったんだって」「そなんだ」「元日早々、大変だよなあ」「ほんとだね。だいじょぶかな……」などと、のんきな会話を交わす。この地震──令和6年能登半島地震が生半可な規模でないことを理解したのは、続報が次々入ってきてからだった。最大震度7。ビルが倒壊。大津波警報発令。市街地で大火災が発生。「──…………」「──……」東日本大震災が発生したときのことを思い出して、血の気が引いた。これは、よくあるただの大きな地震ではない。震災だ。「◯◯……」うにゅほが、不安げに俺の腕を抱く。俺は、うにゅほの髪を優しく手櫛で梳いた。「大丈夫。みんな、東日本大震災のことを覚えてる。津波が来る前に避難するはずだよ」「……うん」「なんか、五年くらい前の地震を思い出すな」2018年の北海道胆振東部地震だ。丸一日停電したことを、今でもよく覚えている。「ほし、みたね。きれいだった」「あのときは、北海道全域が停電してたからな。天の川も、北斗七星も、よく見えたっけ」「なつかしいな」すこしだけ微笑んだあと、うにゅほが目を伏せた。「あのじしんより、おおきいんだよね……」「たぶん。それに冬だしな。みんな寒いと思う」「うん……」ここから何ができるわけでもない。寄付だって始まっ…
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十二年と一ヶ月半分たまった(2024年1月前半)
