うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十二年と二ヶ月分たまった(2024年1月後半)

thumbnail image1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/969 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/02/01(木) 19:09:02 ID:kx.XVOkw02024年1月16日(火)「──…………」睡眠時無呼吸症候群の測定装置を取り付けたまま、のそりと起き上がる。「あ、おきた」「起きた」「ねれた?」「寝れない……」うにゅほが苦笑する。「だよね……」簡易検査のときより機材が多い。当然だが、さらに眠りにくかった。「そくてい、できてるかなあ」「さあー……」「しーぱっぷ、かりれるかなあ」「わからん」「わからないだらけだね」「人生、それはわからん。ただ働かなくてはいけないのだ」「めいげん?」「好きな漫画の台詞」「へえー」測定装置をひとつずつ外していく。パルスオキシメーターを外すと、中指の先の皮膚がふにゃふにゃになっていた。「××、ほらこれ」「わ」「長く絆創膏貼ってたりしたら、たまにこうなるよな」「なる」うにゅほが、つんつんと中指の先をつつく。「これさ」「?」「そこらの壁でガ──ッ!て擦ったら、皮膚剥がれるのかな」「やめて!」「しないけど」「こわいこわいこわい」「ごめんって」うにゅほを怯えさせてしまった。気を付けよう。「じゃあ、これ返しに行くか……」窓の外を見る。雪はやんでいるが、昨晩は豪雪だった。「××、どうする? たぶん、死ぬほど道混んでると思うけど」「?」うにゅほが小首をかしげる。「わたしいなかったら、◯◯、ひま……」「それは、うん」「いかないと」相変わらずの俺至上主義である。結局、夏場であれば往復三十分で済む道を、一時間半かけて踏破した。…

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