東京2020オリンピックの選手村に提供され、世界的な話題となった「段ボールベッド」。地球環境への配慮などの理念があったものの、その理念が完全には理解される事はなく、「安っぽい」「耐久性に問題があるのでは」など、当時ネガティブな声や報道も少なくありませんでした。しかし、実際には海外アスリートなどからは好評で、SNS上には段ボールベッドにダイブするなどして、その耐久性を証明する動画が多数投稿されました。中には9人のアスリートがベッドの上で飛び跳ねる動画もあり、最終的にフレームが歪んでしまったのですが(ネット上で炎上)、立派な体躯を持つアスリート9人がジャンプをしても、フレームが歪むだけで済んだという事実により、逆にベッドの評価は格段に高まりました。東京五輪におけるアスリートからの高評価を受け、段ボールベッドに対する考え方は大きく変わったようで、2024年のパリ・オリンピックでの採用が今月14日に正式決定。日本の寝具メーカーであるエアウィーヴ(Airweave)が、約1万6000床のマットレスを供給します。この決定に、現地からはポジティブな意見が相次いでいました。寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。「日本は世界に希望を与えた」 五輪閉幕 各国の選手や首脳から感謝の声が殺到…
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