海外「これが日本人の気品だ!」 テニス加藤未唯の優勝スピーチが世界中を感動の渦に

thumbnail imageテニスの四大大会の1つである全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで混合ダブルス決勝があり、加藤未唯選手とドイツのティム・プッツ選手のペアが、四大大会で初めての優勝を果たしました。全仏オープンの混合ダブルスで日本人選手が優勝するのは、去年の柴原瑛菜選手に続いて2年連続となります。加藤選手は今大会の女子ダブルス3回戦で、相手側コートに送った球がボールガールに直撃。明らかに意図的なものではありませんでしたが、対戦ペアから審判に対して強い抗議があった影響もあり、危険な行為と見なされて失格となっていました。その際には女子ダブルスのパートナーである、アーディラ・スーチャディ選手(インドネシア)への申し訳なさから涙。その後の会見でも加藤選手は涙を流すなど、憔悴した様子を見せていました。そして昨日、失意のどん底から立ち上がり、チャンピオンに。優勝スピーチでは、失格の件に関しても触れているのですが、大会主催者に対して伝えるべき事は伝えながらも、現在ネット上で炎上状態にある対戦ペアにも思いやりを示すなど、各方面に配慮した内容となっています。「全ての大会関係者やスポンサーの皆様に感謝申し上げます。 決勝の対戦ペアのお二人にも感謝します。 パートナーのティム、いつも励ましてくれて本当にありがとう。 そしてコーチ、辛い時にいつも一緒にいてくれてありがとう。 女子ダブルスで不当な失格処分を受けた事で、 ここ数日は精神的にも本当に大変でした。 しかし周囲の人々のポジティブなエネルギーのおかげで、 前に進み、今日この場に立つ事が出来ました。 アーディラ、私とペアを組んでくれて本当にありがとう。 インドネシアのファンの皆さまの応援にも感謝しています。 私達は失格となってしまいましたが、 いつか女子ダブルスの決勝に行けるようベストを尽くします。 ボールガールの方が無事である事を願っています。 そしてサラ…

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