海外「どこで日本と差がついた…」 独紙が伝える日本社会の姿にドイツから羨望の声が殺到

thumbnail image今回は、戦後のドイツで最初に発行された新聞の1つ、フランクフルター・ルントシャウが配信した、「日本の交通を模範にせよ」という内容の記事からです。「自動車大国・日本の首都の交通が混乱に陥らないのは、 巧みなルールがあり、公共心を持った社会があり、 産業界が協力しているからである。 東京は世界最大の都市であり、本来カオスに陥ってもおかしくないが、 実際には混沌さではなく、しなやかさで世界を驚かせている。 日本、特に東京は空気の質の高さでも世界有数で、 さらに交通の安全性の高さは際立っている。 日本では、自動車を所有したい人は、 居住地区に駐車スペースがあることを証明しなければならない。 この規則の誕生は1962年まで遡る。 ドイツと日本はともに戦後『経済の奇跡』を経験した国同士だが、 ドイツでこの事が一向に議論の対象にならないのは、 自動車業界の影響であるとよく言われている。 一方で日本では、問題が国民を巻き込むものになると、 政府と産業界が反目し合うのではなく、協力をする。 首都圏で導入された、基準未満のディーゼル車の規制がその好例だ。 結果として粒子状物質の平均濃度は10年で半減した。 その数値はベルリンの半分である。  OECDによる交通安全に関する比較報告書によると、 2020年の日本の交通事故死者数は、 人口10万人当たりわずか2.7人だった。 世界的に高齢者の事故が年々増加しているが、 この面でも日本には他国ではほぼ実施不可能な解決策がある。 70歳になった人は講習を受けなければならないのだ。 そして、自主的に免許を返納する人が年々増加しており、 2019年にはその数が60万人を超えた。 社会のことよりも自分の快適さを優先させない。 これは日本における、重要な美徳である」以上です。関連投稿にはドイツの人々からコメントが殺到。様々な意見が寄せられていましたので、一部を…

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