各国代表に多くの大リーガーが参戦した事などもあり、非常に大きな盛り上がりを見せている野球の世界一決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これから行われる準決勝と決勝は、野球の母国であるアメリカ・フロリダで開催されます。その米国で現在、佐々木朗希投手の振る舞いが大きな話題に。佐々木投手は、11日に行われたチェコ戦で、4回にエスカラ選手へ死球を当ててしまったのですが、その直後に帽子を取って謝罪の気持ちを示し、さらにエスカラ選手とすれ違う際にもやはり脱帽し、やや頭を下げるようにして謝意を示しています。さらに2日後の早朝には、チェコ代表が宿泊するホテルを訪問し、自身で購入した大きな袋2つ分のお菓子を、デッドボールのお詫びとしてエスカラ選手に手渡すなど、誠心誠意の対応をしています。この一連の佐々木投手の振る舞いを14日、米国初の一般紙であるUSAトゥデイのスポーツ版が特集。「驚異的なスポーツマンシップを示した」と絶賛しています。日本ではピッチャーがデッドボールを与えた際には、帽子を取ったり、帽子のつばに手をやるなどして、謝罪の意を表する事が一般的ですが、メジャーリーグでは真剣勝負の中の暗黙の了解として、少なくともその場での謝罪は行いません。そういった文化的な違いがある中でも、佐々木投手の振る舞いには多くのアメリカ人が感動。「ボールをぶつけたのなら謝るべきなのではないか」という意識が、米国人の中でも生まれつつあるようでした。「どれだけ親日家が増えた事か!」 ラグビーW杯のあり方に革命を起こした日本に称賛の声が殺到…
このサイトの記事を見る
海外「これが日本人なんだ!」 日本の投手が取った行動がアメリカ人の常識を大きく変える事に
