主にジャズのレコード音源を店内で流し、客は音楽鑑賞を主な目的として来店する「ジャズ喫茶」。昭和初期にジャズの普及と共に誕生し、戦争を挟み、1960年代に隆盛を迎える事になります。海外のジャズバーでは生演奏が一般的であり、レコード音源を静かに聴く時間を楽しむスタイルは世界的に稀。それが外国人に新鮮に受け止められた事に加え、黙って聴くというスタイルがコロナ禍にフィットし、アメリカ、オーストラリア、ドイツなど欧米を中心に、ジャズ喫茶に影響を受けたバーが続々とオープンしています(雑誌編集者の楠瀬克昌氏によると、 来日した海外ミュージシャンたちがジャズ喫茶を訪れ、 それをSNSで発信した事がブームのきっかけとのこと)。関連投稿には、日本のジャズ喫茶文化や、1つの物事をとことん追求する日本人の姿勢に対し、外国人から絶賛の声が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ごらんください。「日本のジャズへの理解は物凄い」 米ジャズ界の巨匠が旭日小綬章を受章し大反響…
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