今月3日から4日まで、ドイツ西部ミュンスターで、本年10回目となるG7外相の今次会合が開催されました。会合では、ウクライナやインド太平洋の情勢などについて、「突っ込んだ意見交換」(外務省)が行われ、G7参加国&EUの外相間で連携強化が図られました。この会合はミュンスター市庁舎のホールで行われたのですが、期間中、歴史ある十字架のキリスト像がなぜか撤去されており、その事が現在ドイツで大きな波紋を呼んでいます。十字架の一時撤去の判断は独外務省によるものとの事ですが、独紙「ルントシャウ」はミュンスター市長の話として、「異なる宗教的背景を持つ人々がG7会議に参加していたため」と、十字架を一時的に撤去した理由を伝えています。「異なる背景を持つ人々」が日本人という言及はないものの、日本以外のG7参加国はキリスト教圏であるため、要は日本人に対する配慮だと考える人も少なくありませんでしたが、しかし、ほぼ全てが、日本人の寛容さを信じる意見でした。寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。「日本ほど宗教に寛容な国はない」 日本人の宗教観に理想を見出す海外の人々…
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