海外「政治家がアニメを利用する時代か…」アルゼンチン大統領選で日本のアニメが話題の中心に

thumbnail image今月22日(日)にアルゼンチンで行われる大統領選で、現在候補者の中で首位を走っている、エコノミストで元政治論説員のハビエル・ミレイ氏。選挙活動中には「現状維持からの脱却」という自身が掲げる公約の象徴として、チェンソーを振りかざすパフォーマンスを行ってきました。ミレイ氏はメディアからは極右と評され好まれてはおらず、同国最大のニュースチャンネルであるC5Nはミレイ氏を、世界的人気を誇るアニメ「チェンソーマン」に登場する、他の悪魔たちさえも恐れるチェーンソーの悪魔、ポチタによく似ていると批判的に解説しました。この解説は賛否両論を呼んだのですが、ミレイ氏の支持者たちはこの批判を逆手に取り、放送翌日、選挙活動中のミレイ氏にポチタのぬいぐるみをパス。受け取ったミレイ氏は高々とポチタのぬいぐるみを掲げ、むしろ「悪魔」との比較を歓迎するような振る舞いをしました。さらにミレイ氏の顧問で副大統領候補のリリア・ルモワンヌ氏は、「チェンソーマン」のマキマのコスプレをして選挙運動に臨み、さらにラジオのニュース番組に登場した際には、コスプレはしていなかったものの、ポチタの人形を傍に置いており、まるで陣営のイメージキャラクターのように扱っています。この一連の流れは現地で大きな話題となっており、アルゼンチンの人々からコメントが殺到しています。その一部をご紹介しますので、ごらんください。「元々親日家だったからね」 イタリアの新首相が大のアニメファンだった事実が話題に真ん中の男性が大統領候補のミレイ氏。右側の女性が副大統領候補のルモワンヌ氏。…

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