沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、防衛省は飽和潜水による捜索で発見された5人の隊員のうち、2人の死亡を確認したと発表した。 防衛省によると、海上自衛隊のダイバーが「飽和潜水」による作業を再開し、午前8時半頃に沖縄県伊良部島の北およそ6キロの水深およそ106メートルの海底で破損した機体の一部や隊員とみられる5人を発見した。 その後5人のうち2人を引き揚げたが、午後7時頃にいずれも死亡が確認された。2人の氏名は公表されていない。また残る3人についても、今後速やかに引き揚げる方法を検討しているとのことである。 ヘリには陸上自衛隊第8師団の坂本雄一師団長を含む隊員10人が乗っていたが、海底の地形が複雑であることや潮の流れが速いことから捜索が難航していた。 コメント欄では「亡くなられた方々のご冥福をお祈りする」「残る行方不明者の救出と事故原因の究明を心より望んでいる」「捜索にあたっている自衛隊員や関係者の努力に対して敬意と感謝の意を示す」という意見があった。 また「事故原因の究明について、搭乗員の引き上げが最優先であり、その後に全力で取り組むべきだ」「自衛隊員やそのご家族への批判については慎むべき」という指摘もあった。(黒井) 【速報】陸自ヘリ事故 搭乗していた隊員とみられる2人の死亡を確認 防衛省 https://news.yahoo.co.jp/articles/5d16f814fa55ea42f7f31dfc7a6a42f392a008bd…
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