韓国「尹錫悦大統領が言う『100年前』に関東大震災があり、虚偽情報で朝鮮人が被害を受けた」

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、米国国賓訪問に先立ってワシントン・ポストのインタビューに応じ、その内容が話題を呼んでいる。 特に、尹大統領が「私は100年前に起きたことのために、何か絶対不可能だとか、100年前の歴史のために(日本が)ひざまずかなければならないという考えを受け入れることはできない」と述べた発言には、韓国内外から賛否両論が噴出している。 被害者に対して謝罪や賠償が必要か否かを判断するのはあくまでも被害当事者の役目であり、外国に対して国を代表する国家元首がそれを決める権限は持っていない。 尹大統領が、「ひざまずく」という表現を使ったのは、日本に対して一方的な譲歩を求める必要がないという意味合いがあったとも解釈される。 100年前に起きたことに関する尹大統領の言及を読んで、思い出したことがあるとハンギョレ記者は述べる。日本ではデマが広がり、自警団と軍が東京や横浜、千葉など関東各地で朝鮮人を探して回った。当時、日本政府は事件の隠蔽を図り、真相調査を行わなかった。 韓国では、今年で関東大震災から100年が経過しているが、このような悲劇を風化させないために、犠牲者を追悼する行事が行われている。 コメント欄では以下のような批判的な意見が多かった。 「このコラムは相手の受け止め方を考えていない。日本人の心情をわかっていない。日本駐在経験のあるキル・ユンヒョン記者の連載「新冷戦韓日戦」の結びでも述べられたように、日本は韓国社会と距離を置く考え方が主流だ。」 「尹政権は力強いよね、支持率が圧倒的でもないのにここまでやるとは思わなかったよ。ただ、前政権下反動が起きる可能性もある。」 「岸田さんは慎重に対応しているが、向こうに行くって話しについては時期尚早だと思う。」 「所謂話の腰を折る事にしかならず、まともな話し合いが通用しない相手なのだと自らで言っているものだと思いますが。」…

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