海外「私なら日本から離れない」 CNN『なぜ最強の特権を持つ日本人が海外旅行をしないのか?』

thumbnail imageビザなしで、パスポートのみで最も多くの国へ渡航出来る、「最強のパスポート」を持つ国に5年連続で選ばれている日本。しかし、そのような恵まれた環境に置かれていながら、海外に旅立つ日本人が相対的に少ないという点をCNNが記事にし、海外のネット上で議論を呼んでいます。早速ですが、以下が要点です。「米調査会社モーニング・コンサルトが昨年行った調査によると、 日本人の回答者の35パーセントが、 「二度と(海外)旅行はしたくない」と答え、 これは他のどの国よりも高い数字であった。 玉川大学の中村哲教授によると、これは驚くような話ではなく、 コロナ前でも年に一回以上海外旅行をする人は、 人口の10パーセント程度であった。 世界最強のパスポートを所有出来るのにもかかわらず、 そもそもパスポートを持っている日本人の割合は2割未満。 海外旅行にまったく興味がない人々にとって、 旅行は日本国内で十分なのである。 前出の中村教授は、その理由をこう語る。 『多くの日本人は、海外旅行は渡航する前から時間がかかり、  旅行のテクニックや計画も必要だと感じているのです』  航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は、 パンデミックが日本人の考え方を変えたと主張する。 それまで旅行に頻繁に行っていた人たちが、 感染症のリスクを恐れ海外には行かず、 代わりに国内旅行に行く事で日本の魅力に気がついたのだ。 旅行費用も理由の1つだ。 円安はここ数十年で最も進んでおり、 また多くの労働者の賃金はこの30年間上がっていない。 特に若者は可処分所得が少ないため、 自宅に留まるか、近場を旅する傾向が強いのかもしれない。 また、若者は海外旅行よりもネットの娯楽や、 スマホゲームの方により魅力を感じる人も多いようだ」以上になります。多くの外国人にとっては、日本という国の魅力を考えれば、海外旅行者が少ないのも納得のようでした。寄せられ…

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