海外「日本だけは本当に謎だ…」 国際機関も困惑する日本経済の異常な安定性が話題に

thumbnail image労働市場のタイト化から生じたコスト圧力や、サプライチェーンの混乱の影響などで、現在世界的なインフレとなっています。国際機関「世界経済フォーラム」の算出によると、インフレの影響により世界経済の成長率は、2021年の6.0%から2022年には3.2%へ、2023年は2.7%へ鈍化する見込みです。その世界経済フォーラムは今月6日、「なぜ日本のインフレ率はここまで低く抑えられているのか?」と題した記事を配信しています。記事ではまず、「『インフレ率3%』は多くの人にとって夢のような話だが、 日本ではそれは現実に起きている事だ」と指摘。その上でG7の8月消費者物価指数(CPI)上昇率を提示しています。日本:2.8%アメリカ:8.3カナダ:7%フランス:5.9ドイツ:7.9イタリア:8.4イギリス:9.9さらに記事では、日本の低インフレの主要な理由として、「物価上昇を抑制出来る国家的な規制がある」点と、「コロナ禍に経済活動の制限の解除を緩やかに行ったため、 需要の増加が他の多くの国とずれた」点を、「may be(おそらく)」と、確証がない形で挙げています。「低インフレ」はあくまでも相対的な話ではありますが、日本のこの世界的に特殊な現状に関しては以前から、英紙「エコノミスト」なども何度も投稿しています。関連記事に対する反応をまとめましたのでごらんください。「日本は島国だからね」 伊紙『なぜ日本社会は常に安定しているのだろうか』…

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