2022年12月下旬からタイの観光列車として、第2の人生を走り始めた元JR北海道のキハ183系車両。主にバンコク首都圏近郊を走っているのですが、観光ツアーのチケットは毎回取りづらい状況が続くなど、非常に大きな人気を博しています。その中で、X(旧Twitter)ユーザーの旅ネズミWorldさんが先日、バンコク中心部のパヤータイを走るキハ183系車両の写真を投稿。線路周辺にはゴミが散乱し、正式な許可を得ていない家が立ち並び、経済発展を遂げる首都の中にも、貧富の差がある点を指摘しています。そして旅ネズミWorldさんのこの投稿をタイのユーザーが発見・拡散し、国や首都の恥だとしてネット上で大きな話題に。さらにそのネット上の動きを多くの大手メディアが取り上げ、社会的な問題となった事で、都知事や国鉄が動く事態に。最終的に30人以上の作業員が集められて清掃を行い、さらに侵入者を防ぐためのフェンスの設置の準備を進めています。1人の日本人の呟きが物事を大きく動かしたとして、この件は現在タイの人々のあいだで大きな反響を呼んでおり、コメント欄には感謝の声など、様々な反応が寄せられています。その一部をご紹介しますので、ごらんください。「日本はどんだけ進んでるんだ!」 フィリピンに渡った中古鉄道車両の先進性に驚愕の声…
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