先月28日から3日間の日程でスペインで開かれていた、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議。この先およそ10年のNATOの活動指針などをまとめた、新たな戦略概念が採択され、防衛態勢の大幅な強化のほか、日本を含むアジア太平洋の国々との、連携強化の方針も打ち出されています。そして、今回のNATO首脳会談の焦点の1つが、北欧のフィンランドとスウェーデンの加盟。鍵を握るのは当初反対を表明していたトルコでしたが、ここにきて賛成に転じ、2カ国の加盟がほぼ確実となりました。その後トルコのエルドアン大統領が記者会見を行っているのですが、NHKイスタンブール支局長の佐野氏は質問を行う際、まずエルドアン大統領に対して、「selamün aleyküm (サラーム・アレイクム)」と、イスラム教徒の間で取り交わされる言葉であいさつを行いました。非常に短いちょっとした一幕ではあるのですが、海外記者として非常に稀な振る舞いだとして、現在トルコで大きな反響を呼んでいます。関連投稿に寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。トルコ人「絶対に忘れない」 日本とトルコの友情の歴史にトルコ人が感動…
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