経常赤字の拡大やインフレの急速な加速などにより、現在深刻な経済危機に直面しているスリランカ。同国は財政と経常収支の双子の赤字を抱えているため、以前から経済的に難しい状況にあったのですが、そこに追い打ちをかけるように、世界的なコロナ禍となり、外国人観光客の来訪が止まってしまった事で、状況はさらに悪化しています。そのような中で、スリランカのラジャパクサ大統領は先月26日、27回国際交流会議「アジアの未来」にオンライン講演で出席し、講演の中で、日本などに対して支援と連帯の拡大を求めました。地元紙はこの件を「大統領が日本にリクエスト」との題で報道。通常であれば大きな問題にはならないであろう発言ですが、しかしラジャパクサ大統領は2020年9月、日本が資金援助するライトレール(LRT)計画を、コスト面の懸念などを理由に一方的に中止にしている事から、今になって日本を頼りにしている事に対して、スリランカ国民から批判の声が文字通り殺到していました。寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。「やっぱり日本は凄かった…」 日本の子供達の登下校の様子にスリランカ人が衝撃…
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