2023年第1四半期のロシアの経常収支は、エネルギー収入の大幅な減少を背景に前年同期比約73%減の1860億ドルとなった。 ロシア中央銀行によると石油・ガス収入は前年比45%減少し、価格上限設定や禁輸措置が要因とされている。ウクライナ侵攻とその後の西側企業のロシア撤退を受けて落ち込んでいた輸入が回復していることも一因だ。 一方国際通貨基金(IMF)は、2023年のロシアの財政赤字が大幅に拡大し経常黒字は縮小するとの見通しを示している。国際的な孤立とエネルギー収入の減少により、今後数年間は経済成長が鈍化すると指摘されている。 ロシアのGDP予測は、2023年は0.7%、2024年は1.3%に引き下げられ、労働力不足と欧米企業の撤退がロシア経済に悪影響を及ぼす見通しとなっている。(黒井) ロシア、23年は財政赤字急拡大へ 今後数年間は低成長に=IMF https://news.yahoo.co.jp/articles/0097cd828666997700151f5762809404d9a5259a…
このサイトの記事を見る