3月14日の韓国株式市場は前日の米シリコンバレー銀行破綻に伴う金融セクターの暴落により、KOSPIが-2.56%暴落して2,348.97となった。今年に入ってから最大の下げ幅だという。 売りを主導したのは外国人投資家だった。外国人はKOSPI、KOSDAQ、債券相場、ウォン相場すべてで売り圧力となった。 米国ではムーディーズが渦中となっているファーストリパブリック銀行、ウェスタンアライアンス銀行など6つの地銀の格付け引き下げを検討しているという。もしこのまま米国が不景気に陥れば、予想より早い展開となるようだ。 またこれにより「韓国や日本のように」景気後退に大きな影響を受ける国がさらに株価を下げる可能性がある…と愛国日報こと中央日報は主張している。中央日報は日経平均も-2.19%安だとしっかり書き、何に関しても日本と比較したがる悪い癖が出ている。 だが韓国の場合はもはや米国の利上げに追随できないという点が他の国と大きく異なる。家計負債は膨らみ、輸出は沈滞し貿易赤字が止まらず、消費も減速してGDPを押し下げる。他国ばかりを見ていては次の金融危機に備えることも覚束ないだろう。(黒井) 「SVB破綻」で恐怖伝染…KOSPI今年最大の下げ幅(中央日報日本語版) 3/15(水) 7:11配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/fe757ac0b6b329c32bfff96819e8b139c61774e2…
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