2015年に暫定政府と反政府組織フーシ派の内戦が勃発して以降、国を追われたイエメン人は400万人にも及ぶ。その中の1人が「日本旅行をしたい」と現代ビジネスの筆者前川氏に連絡をしてきた。 この記事では「モハメド(仮名)」というイエメン人の難民がマレーシアで数年間過ごした後韓国に渡り、その4年後に日本に渡ってきた際の話が掲載されている。前半は2人の細かなやり取りだけで、後半に重要な話が書かれていた。 韓国に4年間住んだ後、2月下旬に福岡にやってきたモハメドは大阪に移動したこ焼きを堪能。新橋で現代ビジネスの前川氏と合流。その際に日本と韓国の印象の違いについて前川氏が尋ねたら「日本の社会は外国人に開かれている」という意外な回答が返ってきた。 その理由を聞き返すと「日本ではマクドナルドやコンビニで外国人が働いている。韓国では全然外国人を見ない」「韓国人よりも、日本人の方が僕に対しても友好的だ」などと話し始めた。モハメドは韓国語は全く話せないという。韓国で全く友達ができなかったからだそうだ。 前川氏は「これは個人的な感想であり、私の知る別のイエメン人には韓国人の友達がいる」などと釈明するかのような一文を付け加えている。「開かれた日本、閉じられた韓国」というイメージは、日本のマスメディア全体が広めるものとかけ離れているばかりか正反対に近い。 韓国では人材不足から週69時間まで労働時間を増やすことが議論されているが、人材不足の原因は外国人を過度に避ける国民性にもありそうだ。日本でも少子化は進行中だが、外国人労働者で補うのはいまや当たり前の光景になりつつある。 コメント欄では「日本における身元保証人に簡単になるのはどうなのか」「日本人が利用されて国家レベルの安全保障危機に」と筆者の姿勢に対する批判がいくつか見られた。3ページ目まで読まないと該当箇所が出てこないためか、日本人と韓国人の違いに関…
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