英首相「中国の挑戦を深刻に受け止めている」 ⇒ アジア太平洋に護衛艦を常時配備へ

thumbnail image英国はアジア地域への軍艦の追加配備を検討している。中国に対する牽制を強化することが目的である。 タイムズ紙によると、英国防当局はインド太平洋地域に31型護衛艦を常時配備する予定。31型護衛艦は次世代軽量護衛艦で、多様な任務に投入可能だ。 英国は既に2021年から哨戒艦2隻をインド太平洋地域に常時配備しており、この動きは米国のインド太平洋戦略に呼応するものとされている。 タイムズによると英政府消息筋は「中国が台湾を侵攻するようなおかしなまねをできないように、我々の艦艇を太平洋に配備しなければならない」と話した。 英国は最近、インド太平洋地域での軍事的影響力を米国と協力して拡大している。AUKUSという安全保障協定を通じて米国、オーストラリアと共同戦線を形成し、第6世代戦闘機の共同開発プログラムを日本と推進している。 英国首相は中国の挑戦を深刻に受け止め、国防費の増額を検討していることを明らかにしている。 コメント欄では以下のような意見が並んだ。 ・フィリピンも最近、米軍が新たに使用可能な基地を追加したことを発表した。これは良い傾向だ。 ・中国の野望に目を光らせる国として、英国の参入は心強い。次世代戦闘機の共同開発も楽しみだ。 ・台湾と香港は独裁国家から独立して国として成り立ちたい気持ちが理解できる。英国やアメリカなど、中国を許さない国はたくさん存在する。 ・スナク首相は中国の脅威を理解できるだろう。英国は香港に投資してきたが、中国は約束を守らず民主主義を潰してしまった。 ・英国は必ず戦争で勝つ勝つ方に味方している。日英同盟を強固にすべきだ。 ・英国海兵隊が辺野古の新基地に駐留する可能性がある。 ・日本にとっては米英豪加の4ヶ国が安心できる相手であり、対中露政策で協力体制が充実し始めている。 ・イギリスは状況に応じて柔軟に素早く物事を判断できる点で、日本と相通ずるものがあると思…

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