英紙「デイリー・テレグラフ」は31日付の記事で、トヨタ自動車がイギリス政府に対して、2030年にハイブリッド車の販売を禁止した場合、英国での生産からの撤退の可能性を警告したと伝えました。トヨタは英工場で「カローラ」のハイブリッド車などを生産しており、「将来の投資」にも影響を及ぼすと訴えたとの事。英政府はガソリン車とディーゼル車の新車販売を、2030年までに禁止する事を2020年11月に発表。ハイブリッド車に関しては、環境性能に優れた車種に限り、2035年まで認める方針ではあるのですが、多くのハイブリッド車はその対象に入らない見通しです。自国の政府に対する警告ながら、「テレグラフ」の記事のコメント欄では、多くのイギリス人がトヨタ側を支持。英政府の方針は、無謀だと考えられているようでした。「もう日本に従うしかない」 日英貿易交渉の主導権が完全に日本にある事が話題に…
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海外「やっぱ日本は冷静だ」 トヨタが英政府に発した警告に現地から喝采の声
