中国モーターショーでBMWが「中国人用のアイスクリームない」と拒否

thumbnail image上海で開催中の上海モーターショーにおいて、ドイツのBMWブースが外国人にだけアイスクリームを配布し、炎上して謝罪する事態になった。中国人の女性がアイスクリームをもらおうとした際に「配り終わった」と言われたが、外国人の男性がブースを訪れたときにはアイスクリームが手渡されたことが動画で明らかになった。 ブースのスタッフは、アイスクリームを受け取るには海外のアプリやアカウントへの登録が必要だと説明した。SNS上では「中国にいるのに、このようなはっきりした区別は気持ち悪い」といった批判的なコメントが相次ぎ、ウェイボの検索ランキングではこの問題が1位と2位を独占した。 事件の発覚後別の女性がこのブースを訪れてインターネットで中継していたところ、警備員らに取り囲まれ強制的に排除された。BMW側は「内部管理の不手際とスタッフのミスで、皆さまに不快感を与えたことを、心からお詫びする」と謝罪し「管理を改善し、内部教育を強化し、友人の皆さまに良いサービスと体験を提供するよう努力する」との声明を発表した。 コメント欄では以下のような意見が並んだ。 ・中国人は割引や無料配布に敏感で、それを考慮したBMWの措置だったが、やはり中国人にバレることを避けるべきだった。 ・中国でのイベントでは、無料配布を狙ったプロのような人たちがいるため、収拾がつかなくなることがある。 ・中国人観光客は世界中でトラブルを起こしているため、BMWの対応が仕方ないと感じる人もいる。 ・アプリ登録が必要だったということで、それ自体はよくある話だ。 ・中国では、このような事象が大問題になることが多く、BMWの危機管理ができていなかった。 ・外国人顧客を想定したショーと明確に表示すべきだった。 (黒井) BMWが“外国人限定アイス”配布→炎上 中国人には「ダメです」「配り終わった」 上海モーターショー https://news.y…

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