ゴールドマン・サックスのレポートによると、ここ数日間で世界の大口投資家が大量の中国株を売却し、一方で米国のエネルギー株を急速にポートフォリオに追加していることが明らかになった。レポートでは米中間の地政学的な懸念が高まる中で、中国株に対するロングポジションの解消がショートカバーを上回り、「中国株は1カ月ぶりに売り越しになった」と指摘されている。 またヘッジファンドは中国株を売却する一方で、米エネルギー株をここ3カ月間で最も速いペースで買い越したとのこと。これは石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が4月初に追加減産を行い、原油価格が上昇したことを受けたものとされている。 中国がここ最近台湾を封鎖する軍事演習を実施したり、ロシアへの兵器支援も辞さないなどとする強硬な姿勢を見せ続けていることが影響した可能性が高い。 コメント欄では以下のような意見が並んだ。 ・先日のアリババ株全売却報道や著名な方の売却報道を受けて、地政学リスクが経済面からも顕著に感じられる。日本の企業はこのような問題に敏感でなく、鈍感で対策や対応にスピード感がない経営陣が多い。 ・中国が失速している状況でどこに向かうのかが問題であり、かなり危険だ。 ・シェールガスバブルが復活するのか。 ・いよいよ戦争が近づいている。 (黒井) 大口投資家が中国株売却、米エネルギー株を取得=ゴールドマン https://news.yahoo.co.jp/articles/4d31f00c672b15565a37bb598c748101f163154a…
このサイトの記事を見る