IMF(国際通貨基金)によると韓国の政府債務比率は昨年末に54.3%に上昇し、これは昨年10月の見通し54.1%よりも0.2ポイント高いとされている。韓国の政府債務比率の上昇速度は2018年までの40%水準から5年間で15ポイント近く跳ね上がっており、新型コロナウイルス感染症の大流行により財政支出が大幅に増加した影響が大きいとされている。 IMFは韓国の政府債務比率が今後も上昇し続け、2027年末には57.8%まで跳ね上がると見ている。政府債務比率が60%を突破する時期がもっと早くなる可能性もあるという。韓国政府は税収が予想より減少しているため、政府債務を増やす形で補正予算の編成に乗り出すことが予想される。 韓国の現政権は税収の減少にもかかわらず、健全な財政運用を維持しようとする意思を示している。しかし人口高齢化に伴う支出の増加や潜在成長率の低下など、今後の財政健全性への懸念がさらに高まるとみられる。 コメント欄では以下のような意見が並んだ。 ・韓国は自分たちで問題を解決すべきであり、通貨スワップやIMFに駆け込むことは適切ではない。 ・「日本を越えた」とされる韓国に対し、日本製品の代替もできるとされるため、日本に頼らずに対処すべきだ。 ・韓国が「徳政令」を出せば問題解決。 ・韓国政府は前任者の問題を解決するのが大変。 (黒井) IMF「韓国の政府債務の上昇速度、速くなった」…「健全財政」続けられるか https://news.yahoo.co.jp/articles/aabdf1168552ee3c10c748712a233a8180d8ae48…
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