ロシア「深刻な労働力不足で経済危機だ。みんな軍へ動員してしまった」

thumbnail imageブルームバーグの統計によれば、ロシア軍の規模が2022年に40万人規模で増加したことを示しているようだ。「50万人を突破した可能性が高い」と同社のエコノミストのアレクサンダー・イサコフ氏は話す。 民間軍事会社ワグネルに採用された分も含めれば実際にはもっと多い可能性もあるという。 ロシアの独裁者プトラーは今年さらに40万人の軍人を確保することを目指しており、去年9月に動員を発表して以来多くのロシア国民が国外脱出した。これによりロシアのすべての産業で深刻な労働力不足が発生しているという。 ロシア中央銀行は去年12月、ロシア経済の生産能力は労働市場の状況によって制約されていることを明らかにした。労働力不足で生産をこれ以上増やせないと吐露した形だ。経済セクターの3分の1が雇用減を示している。 コメント欄では「徴兵したら働き手がいなくなるのは当たり前。逃げられる人は既に脱出してる。兵士は消耗品ではない」と独裁者の間違った政治に対する強い批判が浴びせられた。「強いロシアを復活させるつもりがどんどん弱体化している」と皮肉る声もあった。(黒井)…

このサイトの記事を見る

タイトルとURLをコピーしました