世界的にはお年寄りに席を譲るのが常識だが、韓国では真逆のようだ。 コリアウェーブが報道したところによると、韓国のカフェに20代の女性2人組が入店。満席だったことからしばらく席を探して回り、60代女性の前に来てこう言い放ったという。 「カフェは若者が来る場所です。席を譲ってもらえないでしょうか」 60代女性は困惑。20代女性は続けて「私達は急いで作業をしなければならない」と再度席を立つように求める。60代女性は慌てて荷物をまとめ始めた。 これに周囲がたまらず「言い分が滅茶苦茶だぞ。とんでもない要求をしていないか」声をかけ、女性2人組は不満そうにしながら店を後にした。 60代女性はその後SNSに投稿し、「カフェ利用に年齢が関係あるのか」「MZ世代(1980年代~2000年代)の言い分は酷い」と怒りの気持ちをぶつけた。だがこの書き込みにも「その人が悪いのであって、MZ世代の問題じゃない」と心ない返信がついた。 コメント欄では「滅茶苦茶な言い分だけど、周囲がきちんと注意したのは良い」「カフェは若者の場所だと定義付けること自体が問題」「こういう人は、自分が高齢者になったら全く違うことを言うだろう」と様々な意見があった。 だが作業のためだけに年配の女性に席を譲れと高圧的に要求するのは、おそらく世界でも韓国だけだろう。異様な価値観の一端が明らかになった記事だ。韓国の婚姻率や出生率が世界的に見ても低いのは、こういった社会が一因かもしれない。(黒井)…
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