中国「GDP4.5%増」 日本人「もっと低いだろ。就職率が悪すぎるしコンテナも山積み」

thumbnail image中国国家統計局が2023年1~3月期の国内総生産(GDP)を発表し、前年同期比で4.5%増となったことが報じられた。この成長率は2022年10~12月期(2.9%)から加速したものの、中国政府の年間目標(5.0%前後)を下回っている。 新型コロナウイルスの厳格な封じ込め策である「ゼロコロナ政策」が2022年末に事実上終了したことで、外食や旅行などが好調だったものの生産や不動産は伸び悩んでおり、中国の景気回復はまだ力強さを欠いている。1~3月期の鉱工業生産は前年同期比で3.0%増となり太陽光電池などが好調だったが、政府の減税措置が終了した自動車は落ち込み、半導体も低迷した。 固定資産投資は5.1%増で、政府のインフラ投資が8.8%増とけん引した。ただし不動産投資は5.8%減で、長期化する住宅不況に底打ち傾向も見られるものの依然として低迷している。一方で個人消費の動向を示す社会消費品小売総額は5.8%増で、自動車や家電の販売不振が続いたものの、外食産業や食品が伸びた。輸出は8.4%増で東南アジア向けが好調だったものの、主力の米国向けは引き続き低迷した。 コメント欄では以下のような意見が並んだ。 ・4.5%という数字が信用できるか疑問。李克強首相の時代の経済政策が良かった。 ・山東省のEVメーカーが売上水増し報告を強制された。中国の統計の信憑性に疑問。 ・GDP4.5%増という数字はすごいが、新卒の就職率が悪い現状について疑問。 ・中国のGDP成長率目標が低い。新卒者の就職率を見ることで実態経済がわかる。 ・中国のコンテナ港に空きコンテナが山積みになっていることや、広州交貿会の欧米バイヤーの減少、不動産市場の低迷などから、4.5%増という数字は信じがたい。 ・GDPと失業率は密接に関連している。中国の4.5%のGDP成長率が実態と乖離。 ・中国の挑発行為が西側諸国の対中包囲網を強…

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