韓国人「サムスンは終わった。これからはiPhoneの時代」

thumbnail image米WSJによれば、ここ最近の消費者は高価格帯のAndroidではなく米アップルのiPhoneを選ぶ傾向が高まっているという。特に1990年代半ば以降に生まれたZ世代と呼ばれる若年層の間で人気がある。 株式会社ニューズフロントフェローの小久保重信氏によれば韓国では18~29歳の約52%がiPhoneを利用しているとのデータもあり、同国のスマホメーカーサムスンの座を脅かす状態となっている。同世代のサムスンシェアはわずか44%となっており、iPhoneにトップの座を明け渡した形だ。 中国でもやはりiPhoneが成長の原動力になっている。同国最大のスマホメーカーファーウェイが米国の制裁により失速し、消費者はファーウェイを見限りiPhoneに乗り換え始めた様子だ。 従来サムスンが得意だった低中価格帯でもiPhoneがサムスンを猛追しており、サムスンのシェアが21%と横ばいなのに対しiPhoneは19%へと拡大している。 アップル最大の強みはブランド力だろう。サムスンの強みは高機能や高画素数にカメラ性能だというが、肝心のブランド力がいまいちだ。日本市場では数年前から「Galaxy」の文字列を隠匿して販売するなどの手法が問題になった。ブランド価値を生み出せないサムスンの失墜は予期されていたようなものと言える。(黒井)…

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