「韓国は旭日旗を見ると何でも噛み付く。パブロフの犬のようだ」

最近、韓国では朝の陽光をかたどった旭日旗を、日本軍国主義の象徴として非難する反日運動が盛んになっている。旗でなくても、陽光をデザインしたものでも「ケシカラン」としてすぐに非難の声が上がり、それをマスコミが真面目に伝える状況が続いている。 筆者は、このような現象を「反日パブロフの犬」と皮肉ってきた。ロシアのパブロフ博士が発見した「犬に一定の音を聴かせながらエサを与えると、そのうち音を聴いただけでヨダレを流すようになる」という〝条件反射〟に似ていると考えたためである。 たとえば、先年、米ニューヨークで、さるビルの壁画に黄色い陽光をかたどった抽象画が描かれていたのを在米韓国人たちが「日本軍国主義を連想させる!」と抗議して撤去させた、などというのはその典型的な〝症例〟だった。 こんな笑い話のようなことがよくニュースになったが、最近では、絵ではなく文字に対する〝条件反射〟まで登場して話題になっている。 先ごろ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が港街・釜山(プサン)で訪れた魚料理店の屋号が「日光(イルグヮン)」だったため、野党系メディアが「旭日旗を連想させる」として大統領を非難した。 しかし、「日光」は店の主人の故郷の地名で、日本とは無関係であったため、今度は出身地でいいかげんに抗議するデモが起きた。このような状況に対して、筆者は「もういいかげんにしたら?」と問いかけている。 この「旭日旗病」は、韓国内において反日感情が高まっていることの現れかもしれない。しかし、過剰な反日感情が、現実とは関係のないものに対しても過剰に反応することは、建設的な関係を築く上でマイナスに働く可能性がある。 コメント欄では以下のような意見があった。 ・左派勢力が旧日本軍の土地で親日要素の強い桜祭りを開催していることに対して、批判するべきではないか。左派が政権を取った場合、日本由来のものは韓国国内からなくすべき…

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