韓国の愛国日報こと中央日報が再び「スワップ」の単語を前面に出し始めて物議を醸している。 今月の首脳会談を皮切りに経済や投資協力が進むとのことだが、具体的な企業名は東レとニッカコリアしか出ておらず金額も小規模なものにとどまる。首脳会談が融和的だったという体で日本から資金を引き出したい思惑が見え隠れする。 愛国日報によれば「財務大臣会議の最下位に合わせ、スワップの再開をめぐる議論もエンジンをかける様子」で、政府レベルの水面下で検討が進められているという。具体的な話は何もなく、日本政府としても「検討」の一言だけで終わらせる可能性が高い。 一方岸田首相がまた韓国に騙されるのではないかという懸念もある。岸田首相は「検討使」とも言われるほど何もしない人だが、韓国事案に限っては積極的になるのではないかという心配が一部世論から伝わってくる。 日本と韓国の貿易規模は小さい。韓国にとって日本が全体に占める貿易の割合は6%で、中国の21%の方がはるかに重要度が高いはずだ。韓国は中国との関係を推進した方が国益にかなうと言える。 コメント欄では「通貨スワップだけは絶対ダメ」「飛ばし記事。日本側でそういう記事は見ない」「スワップによって助けられたことに対する感謝がない」「日本がどうしても頼むなら延長する、と韓国は言った」と過去の韓国の言動を引き合いに出しながら批判する声一色だった。(黒井)…
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