ヨーロッパにおける日本の漫画の最大の市場の1つであり、漫画が若者の大衆文化の一部として定着しているフランス。2021年、若者の文化活動を支援する事を目的に、フランス政府が「カルチャー・パス」を発行した際には、その大部分が日本の漫画に使われる結果になりました。漫画の勢いは2022年も全く衰えておらず、フランスの高級紙「フィガロ」によると、2022年にフランス国内で購入された書籍の、約7冊に1冊が日本の漫画だったそうです。また、読者の年齢が若い事から、今後も日本の漫画の成長は続くと指摘しています。なお、日本の漫画が牽引する「コミック」の売上は、「一般文芸」に次いで2位なのですが、2021年と比較した新規購入者の数は、「一般文芸」が14万人減少したのに対して、「コミック」は63万人増加しているそうです、フランス出版業界の救世主となっている日本の漫画ですが、この現状に、現地から様々な反応が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ごらんください。「日本の成功を研究しよう」イタリアの人気漫画家が日本漫画の世界的独占状態に言及…
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