【台湾発言】仏マクロンの演説が野次で中断「偽善の大統領」 ⇒ 朝日新聞なぜか気候変動や年金改革への抗議だと勘違いして報道

thumbnail imageフランスの大統領マクロンが「台湾問題で米国追随は最悪だ」と発言したことに際し、オランダで演説中に会場の参加者から抗議の野次が浴びせられたが、この件に関し朝日新聞が「年金改革法や気候変動対策に関する抗議」だと曲解する出来事があった。 朝日新聞によると、会場の参加者は「暴力と偽善の大統領」と英語で書かれた横断幕を掲げた。経済や産業をめぐる欧州の主権がテーマの演説中の出来事だったという。 「暴力」「偽善」の単語から、明らかに民主主義陣営にいながら台湾を無視し中国を利しようとするマクロンの姿勢を非難するものだと読み取れる。「欧州の主権」というテーマも、米国には追随しないという主張と重なる。 だが朝日新聞は台湾発言に一切触れず「マクロン政権が強行採択した年金改革法や不十分な気候変動政策に対する抗議」とだけ記した。 参加者の一人が「気候変動枠組み条約が守られていない」と発言した部分を引用しての判断と思われるが、朝日新聞もまた中国を利する意図があるように見えた。(黒井)…

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