中国がドイツ外相の主張に逆切れ「西側の説教は不要。人権に基準などない」

thumbnail imageドイツのアナレーナ・ベアボック外相(43)が中国を訪問した。台湾・人権・ウクライナなど中国にとって敏感な問題について堂々と主張し、中国側との異見を隠さなかった。 ベアボック外相は台湾問題の一方的な変更は受け入れられないと述べ、ロシアのエネルギー輸入についても同じ失敗を繰り返してはならないと述べた。 またウクライナ戦争についても遠慮なく言及し、中国が提案する「政治的解決」立場文書には侵略者であるロシアに対して停戦を求める内容がないと指摘した。 ベアボック外相は、中国市民社会の参加空間が絶えず縮小されていて人権が制限されている点に懸念を示した。これに対し中国の秦剛部長は「世界に人権に対する一つの基準はない」と述べ、「中国は西側からの『説教』は必要としていない」と癇癪を起こしながら反応した。 ドイツ外相を厚遇したにも関わらず、中国政府にとって敏感であり痛い部分を不意に突かれてしまったことで思わず感情的になったものと考えられる。 台湾外交部は、ベアボック外相が訪中期間中に台湾海峡の安全保障に懸念を示したことに対して感謝の意を表明した。 コメント欄では「ドイツ外相の発言に敬意を示す。その断固とした態度に感銘を受けている」一方で、日本の政治家に対しては「リン外相は迎合や忖度が多い」「外交プレゼンスが低い」と批判されている。ドイツ外相のように自国の意見をはっきりと相手国に伝える姿勢が評価されるだろう。(黒井) 中国、「人権」の話題が出てくると爆発…面前で直撃弾を飛ばした独女性外相 https://news.yahoo.co.jp/articles/bfcdc2c60a14b5da98751a19ad0c67c8b2593750…

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