NHK総合・夜ドラ『あなたのブツが、ここに シングルマザーのキャバ嬢、宅配ドライバーになる』公式リンク:Website、Twitter、Instagram第3回〔全24回〕の感想。宅配の職場でパワハラやセクハラを受けた亜子(仁村紗和)だったが、娘の咲妃(毎田暖乃)にはげまされて仕事へ向かう。夜はキャバクラ、昼は宅配のバイトの生活だ。まずは、先輩ドライバー武田(津田健次郎)と一緒に荷物を車に積み込み、宅配先を回る。しかし、武田は亜子に冷たく当たり丁寧に教えてくれない。大量の荷物、慣れない道の運転、そして助手席に不機嫌な顔をした武田を乗せて、亜子の実務研修が始まった。 —上記のあらすじは[公式サイト]より引用—原作:なし脚本:櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!、4分間のマリーゴールド)演出:盆子原誠(過去作/カーネーション、とと姉ちゃん、おちょやん) 第1回 梛川義郎(過去作/純と愛、べっぴんさん、おちょやん) 佐原裕貴(過去作/おちょやん)音楽:森優太(過去作/ホリミヤ)制作統括:櫻井壮一(過去作/西郷どん、おちょやん、阿佐ヶ谷姉妹の~)※敬称略こういうのを「朝ドラ」でやれば良いのに…津田健次郎さんがマスク越しに喋った、適度に高中域がカットされた低音もまた魅力的だなぁ… と思いつつ見てしまった第3回。いよいよ “物語” が動き出した。予想以上に、細部にわたってリアリティーがあって、展開にも無理がなく、それでいて、見ているこちらは元気をもらえつつ、主人公を応援したくなるストーリー展開になっていて、驚いてしまった。これくらい、きちんとコロナ禍の日本の生活事情や生活感を描くなら、いっそ『連続テレビ小説』として後世に残して、「2022年のコロナ禍の日本は、こうだったんだ…」と伝える作品とし…
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