「アメリカで最も裕福な女性エンターテイナー」にも選出された事がある米エンタメ界の女帝、オプラ・ウィンフリーさんが先月、友人やその娘さんたちを伴い、プライベートで10日間の日本旅行を満喫しました(ウィンフリーさんの総資産は約4600億円)。後日、メディアのインタビューに応じたウィンフリーさんは、日本旅行で受けた感銘と世界観の変化を、以下のように語っています。「桜が目的の旅でしたが、今年は満開時期が遅く、 最終日まで桜を見ることが出来ませんでした。 なので3日目に女子旅のメンバーに伝えたんです。 『ありのままの日本に身を委ねましょう』と。 気持ちを切り替えた事で素晴らしい旅になりました。 日本が私たちに提供してくれるものは、 こう言わせてください、『崇高だった』と。 日本の姿は私に畏敬の念を抱かせるものでした。 些細な作業でも誇りを持って取り組み、静寂があり、 一杯のお茶を飲むにしても、お風呂に入るにしても、 あらゆる経験に対して真剣に向き合う意識がある。 それが日本の特徴なんです。 入浴も儀式になる事を私は身をもって体験しました。 日本人には入浴のプロセスがあります。 湯船に浸かる前に、シャワーを浴びるのです。 また、森林浴もよく行われており、 公園を歩いたり、森の中を歩くことは、 多くの人にとって日常的な習慣であり、 葉っぱや苔、木々を彼らは感じたいのです。 食事を作る時も、ベッドメイキングをする時も、 日本人の振る舞い全てに正確さや美が存在します。 日本では通りはどこも非常に清潔で、 そこに座ってピクニックだって出来そうです。 そして市民は過去と現在をとても尊重しています。 私は日本人の姿や振る舞いなどから、 最も単純で深い方法で生命への畏敬の念を感じました。 そして日本を去る際には、私自身も、 日常の行いにもっと敬意を持とうと誓いました。 ですから、私は日本に感謝いたし…
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