【速報】中国「日米欧に報復禁輸を発動」 ⇒ むしろ日本製品の輸出が増えるだけと判明

thumbnail image半導体製造装置の禁輸を受けて、中国は逆に自国産の戦略物資を輸出禁止にする方向だと分かった。 読売新聞によれば、中国は電気自動車や風力発電用のモーターなどに必要な高性能レアアース磁石の製造技術について国家安全を理由に輸出を禁止。磁石技術は中国が世界シェアの8~9割を握ることから、西側に打撃を与えることができるようだ。 中国は製造業技術などの輸出規制に関するリストの改定作業を進めていて、そこに新たにレアアースを用いた高性能磁石の「ネオジム」や「サマリウムコバルト」などを追加した。 高性能磁石はモーターの性能を大きく左右する中核部品で、半導体やバッテリーなどと共に重要とされる。ネオジム磁石の世界シェアは中国84%、日本15%。サマリウムコバルト磁石は中国90%、日本10%未満だという。 日本と同盟国である米国は同物質の調達を日本からに切り替えられるが、欧州は困難だ。欧州関係筋は「中国に完全依存を強いられる」と危機感をにじませる。 中国が今後大規模な設備投資を進めて低コスト化を実現させれば、日本もシェアを奪われていく可能性がある―――と読売新聞は指摘する。 だが中国のレアアース禁輸と言えば、日本が技術力で克服して制裁措置が無意味になったエピソードが記憶に新しい。中国だけが作れる物というのは基本的に存在しない。 コメント欄では「確かに困る部分はあるけど、日本も作ってるから日本の世界シェアが増えるだけ。レアアースも米国で大量に産出する」「日本はレアアースフリーの磁石製造技術を持っていることから、日本の輸出が増えるだけ」「資源が枯渇する前に新たな研究をすることが大事」と日本の技術力で乗り切れる見通しが示されていた。(黒井)…

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