【緊急速報】米国務長官、ロシア滞在中の全米国国民に退避勧告

thumbnail image米国のブリンケン国務長官は3月30日、ロシア当局が米国の大手紙WSJの記者をスパイ容疑で拘束した件を受けて「最も強い言葉で非難する」との声明を発表した。 共同通信によれば、ブリンケン国務長官はロシア国内に滞在する他の米国国民に対しても危険が及ぶとして「ただちに国外退避をするように」と強く警告した。 ロシア連邦保安局(FSB)はこれに先立ち中部のエカテリンブルクでWSJのエバン・ゲルシコビッチ記者を拘束。報道内容とは関係ない件での容疑だとしている。「記者の立場が報道以外の隠れた活動に使われた」などと述べた。 日経新聞によれば、米国国籍の記者がロシアで拘束されるのは1980年代以降で初めてのことだという。米露関係の外交問題に発展するのは必至で、当時の冷戦時代に逆戻りする懸念も生じている。 コメント欄では「中国でも日本人の駐在員がスパイ容疑で拘束されたばかり。ロシアの状況は対岸の火事ではない」と先日の事件との対比に言及する意見があった。「去年も米国がウクライナからの退避勧告を出した1カ月後に開戦した。米軍は何かを掴んでいるのかも」「日本も中国からの退避勧告をするべき」と先の有事を予測する人も複数存在した。(黒井)…

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