3月16日の首脳会談で、岸田首相が韓国のユン某に対しレーダー照射問題について述べたことが分かった。韓国側ではこの問題は「哨戒機問題」という記述にすり替えられている。 この首脳会談では「慰安婦合意の履行」「福島県産などの水産物輸入規制」「レーダー照射問題」の3つが懸案事項として話し合われた。竹島に関する議論はなかったようだが、レーダー照射問題が起きた場所は竹島に近い。 ユン某は岸田首相の言葉に対し「これは互いの信頼関係に問題が生じていたから起きたこと。信頼関係を生み出せば主張は噛み合う」などと答えた。 韓国政府はこれまでレーダー照射の事実そのものを強くしており、その観点からするとかなり後退した発言に見える。事実上レーダー照射があったことを認めたようなものだと産経新聞は報道している。 首脳会談後の木原官房副長官によるブリーフィングで「韓国との懸案についてうまく対処する趣旨を明らかにした。この懸案には竹島も含まれる」という回答があったが、竹島問題に関しては会談そのものでは話題にならず後付けだったと考えられる。 コメント欄では「ファクトチェックという割にはいい加減。一次情報を確認しろ」「慰安婦や竹島の単語が出たかどうかがファクトチェックなのか」と言葉の使い方に関する問題提起が多かった。「ドクトの領有権についてもファクトチェックしてみろ」と揶揄する声もあった。(黒井) ハンギョレ新聞:[ファクトチェック]慰安婦合意?独島?…韓日会談で実際に出た言葉は…
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韓国大統領、レーダー照射があったと事実上認める
