韓国の輸出額が一向に回復せず、3月1日から20日までの実績が前年同期比で-17%激減となった。操業日数が前年より1日多いことから、1日当たりの輸出額減少幅は-23%激減とさらに拡大する。 輸入額も前年同期比で-5.7%とやや落ち着いたものの、輸出額の減少幅の方がはるかに大きかったことで貿易赤字は63.2億ドルの赤字となっている。3月全体ではさらに赤字幅が拡大するものと思われる。 輸出落ち込みの理由は半導体の単価下落、通信機器の需要鈍化などが挙げられる。中国の経済再開により「下半期には回復するだろう」との見通しが韓国から出ていたこともあったが、ここ最近はそれすらもなくなりつつある。 コメント欄では「貿易赤字のマイナスを補う手段がなく、企業業績が急激に悪化する可能性がある」「今年一杯は半導体価格は戻らないし、中国の工場も規制に引っかかっている」「イラン原油の支払いは大丈夫なのか」と厳しい意見が並んでいた。(黒井) 中央日報:韓国、3月1-20日の輸出309億ドル、前年比17%減少…貿易赤字63億ドル…
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