韓国では少子化が止まらない一方、高齢化は世界で最も速いスピードで進行している。結婚式場の代わりに葬儀場が増え、IT分野ではシルバーテックが脚光を浴びている。 現代ビジネスによると韓国では65歳以上の人口が全体の17.5%を占めている。2025年にはその割合が20%を超え、2050年には日本を追い越し世界一の老人大国となるようだ。 韓国在住の筆者によれば、現在住む町では小児科が消え歯科が増えているという。老人のためのインプラント施術の需要が急増しているからだ。若者のためのカラオケ、ネットカフェ、読書室なども減り、代わりに介護施設が91%も増加した。 韓国のシルバーエコノミーは16兆円規模にも達するという。認知省の治療剤分野は毎年10%以上の急速な成長スピードを実現していて、大手製薬会社も続々と参入。 韓国企業コアファームバイオのペク代表は「日本はシルバー先進国。日本企業と協力したい」などと話している。筆者も「関係改善に向けた動きで活発な交流協力を」と主張して結んだ。 コメント欄では「嫌だ」「なぜ高齢化が関係改善に繋がるのかさっぱり分からない」「全然期待されてない」と拒否する雰囲気一色だった。「日本の高度医療で平均寿命が上がり、さらに高齢化が進むだけ」と皮肉る声もあった。(黒井)…
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韓国「少子高齢化が深刻だ。日本とシルバー分野で経済協力したい」
