中国は米韓首脳会談に対して強い不安を示しており、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を露骨に非難している。 中国メディアの代表的な人物である胡錫進氏は、韓国を「悪の道に追い込んでいる」として、尹大統領を「韓中修交以降、中国に最も非友好的な韓国大統領であり、韓国社会の反中感情をあおる実質的な煽動者の1人」と非難した。 また、中国のメディアは韓国と米国の「鋼鉄同盟」を非難しており、韓中関係が再び荒波に陥る雰囲気が漂っている。特に、THAAD(高高度防衛ミサイル)問題以降、韓中関係は緊張が高まっており、中国が反発する可能性がある。 韓国政府は、中国の非難に対しては言うべきことは言う方針をとっており、中国が尹大統領の台湾発言に対して「口出しを容認しない」と言ったら、「無礼な発言は容認しない」と正面から受けた。 さらに、「日本にひざまずいた」という中国メディアの報道には「傲慢が度を越した」と反論している。 米韓間の半導体協力については、中国が「米国の命令に従えば韓国企業に被害が及ぶ」と反発していることが明らかになっている。 しかし、実際には、米国の提案は韓国企業が中国に輸出する物量を減らせということではなく、中国のチップ不足分を満たさないでほしいということである。 この提案に従うことで、中国が直接的な打撃を受ける場合があるため、焦った中国が遠まわしに韓国を圧迫したと見られている…と韓国の愛国日報こと中央日報は主張している。 コメント欄では以下のような意見があった。 「韓国が自画自賛しても、米中からは信頼されていない。中国からすれば北朝鮮も韓国も必要なだけで、韓国は利益に従って動くだけだから中国は怖いと宣言すべき」という意見があった。 「中国が使える手段は多様で、報復を思い切ってやると両国関係に不可逆なダメージを与えることになる。現政権の興奮が冷めるまで、或いは次期政権の誕生まで待つか見極め…
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