相棒 season21 (第10話・2022/12/21) 感想

thumbnail imageテレビ朝日系・『相棒 season21』公式リンク:Website、Twitter、Facebook、Instagram、LINE第10話『黒いコートの女』の感想。角田(山西惇)ら薬物銃器対策課の宝石窃盗グループ摘発に加わった右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、その一員の国枝(高野光希)の自宅で、叔母を名乗る黒いコートの女性(橋本マナミ)と遭遇。彼女は国枝に宝石の場所を問いただし、逃げた国枝が事故死していた。国枝が誰かを恐喝していたと判明する中、その対象に正則(五代高之)と一紗(山下裕子)ら一家が営む輸入雑貨店が浮かぶ。 —上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用—●脚本:瀧本智行/演出:橋本一(敬称略)今回も往年の『相棒』を思わせる雰囲気で良かった前回に引き続いて、今回も初期のころの『相棒』を思い出させる雰囲気。あれこれと舞台を肥大化させずに、警視庁にとっては日常的に事件を発端に、特命係が自然に首を突っ込んでいき、あらぬ方向の真実にたどり着くという王道の展開。まあ、人によっては「不倫を隠すためにウソの証言をした保護司」と「ダイヤという娘」という着想がすべて… だと思うかもしれないが。私は逆にこの2つのアイデアだけでコンパクトな1時間モノとしてまとめたのは意外と良かったと思う。”現在の右京と薫らしさ”が溢れた映像も良かったまた、何気に良かったのが、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の出番のシーンの映像。立ちんぼでしゃべるカットがほぼ無くて、車や建物を使って動きながらの動的なカメラワークで右京と薫を映し出した。この辺は、第2シーズンから監督をやっている橋本一氏の手腕や、キャストやスタッフが “当初の右京と薫” と “現在の右京と薫” の描き分けに素早く順応しているからできる撮影だったような。あとがき ダイア…

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