テレビ朝日系・『相棒 season22』公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram、LINE、YouTube第5話『冷血』の感想。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、麻薬密売グループが荷受けに使うアパートを発見。角田(山西惇)や異動してきたばかりの桐生(小林亮太)ら組織犯罪対策部と共に、拠点の摘発に同行する。だが、和光(小日向春平)ら‘闇バイト’の若者しかおらず、桐生は指示役の検挙に意気込む。そんな中、首席監察官の大河内(神保悟志)に呼ばれた右京らは桐生を調べるよう言われる。 —上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用—●脚本:岩下悠子/演出:守下敏行(敬称略)和菓子屋が詐欺グループの… といえば和菓子屋が詐欺グループの… といえば。ドラマ『クロサギ』(TBS/2022)で、主人公・黒崎高志郎(平野)がシロサギの情報を買っている裏社会のフィクサー・桂木(三浦友和)が、甘味処「かつら」の店主だったが。今回は、それへのオマージュか(笑)今どきのネタを盛り込んだ “相棒らしい相棒”冗談はさておき。大河内「剣道の時と一緒だな。 攻め込まれまいと 硬くなっているのが伝わってくる」いわゆる、「大河内回」というやつが今回だ。「陣川回」は(先日のは王道から外れていたが)陣川 (原田龍二)のキャラクターを前面に押し出すスタイルだが。「大河内回」は “裏で暗躍する” 的な影の存在を、特命係を前面に出して表に引き出すスタイルだ。多少のご都合主義はあるにせよ、今回も安定した「大河内回」といえる。良かったのは、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の個性をいかした業務の描き方。家庭料理「こてまり」と茉梨(森口瑤子)、和子(鈴木砂羽)のかかわらせ方。特に良かったのは、角田(山西惇)らの組織犯罪対…
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